HDDのない中古PCをラズベリーパイのディスプレイにする
友人からPCをもらったが、HDDが壊れているという。ひどい。しかし、KNOPPIXをCDブートして、ラズベリーパイのディスプレイとして使えることがわかった。
この中古PCは、
HDDが壊れている。LANは本体にはない(PCMCIA、ドッキングベイ)。CDあり。
- いくつかのバージョンがあるが、KNOPPIX 5.1.1 がよかった。Ver.6 Ver.7 はかっこいいが、古いPCのLANカードを認識しなかった。
- べつのパソコンで、KNOPPIX 5.1.1 のイメージ ISO をダウンロードし、CDを作成する。DVDだと中古PCは認識しない。
- ハードディスクのこわれた中古PCに、KNOPPIX CDを入れて起動。そのまま実行すると、640x480 の表示になるが、起動時の boot: のあとに「fb1024x768」と入れると、1024x768になる。
- Raspberry Pi には、tightvncserver を入れ、自動起動するようにしておく。Raspberry Pi は固定IPアドレスにしておく。
- Raspberry Pi と、KNOPPIXをどちらも同じネットワークにつなぐ(LANケーブル2本使用)。
- KNOPPIX側でコンソールを起動。xvncviewer 192.168..(ラズベリーパイのアドレス):1 と入力(ラズパイのIPアドレスに:1をつける)。VNCパスワードを入力すると、ラズパイのデスクトップが見えた。
- Raspberry Pi と、KNOPPIXを1本のLANケーブルで直結する場合は、KNOPPIXもRaspberryPi と同じ仲間の固定アドレスにしておく必要がある(IPアドレスの上の3つの数字を同じにする)。それをするには、コンソールで、「netcardconfig」を実行する。接続先が、eth0 eth1と表示されたら、LANケーブルをつなぐ先が2つあるということなので、実際にLANケーブルをつないだほうを変更すること。最初に、KNOPPIXのアドレスを、ラズベリーパイのIPアドレスの最後の数字だけ変更したものに設定したら、あとは、デフォルトの値でよい。
CDブートにはすこし時間がかかるが、xvncviewerが起動してしまうと、あとは十分な速度でRaspberryPiのディスプレイとして使える。
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