2014年12月26日金曜日

Linux (Ubuntu, Mint) 版 9va-pi 公開

Linux (Ubuntu, Mint) 版 9va-pi 公開

こちらからダウンロード 

  • Linux Mint 17 で作成したが、Ubuntu 14 でも動作する。 
  • Puppy Linux 5.7.1 でも、libgtk-3 と libgtk-3-common を入れると動いた。mpg321を追加すると音も出た。

2014年12月19日金曜日

中古PCにどのLinuxを入れたらいいか

中古PCに、どのLinuxを入れたらいいか

いまのところ、以下のように選べばよいと思う

  1. HDD がこわれているなら、Puppy Linux の CDブート
  2. DVDがない、または、メモリが128MB以下なら、Puppy Linux のインストール
  3. メモリが512MB以下で、DVDがあるなら、Linux Mint
  4. メモリが1GBで、DVDがあるなら、Ubuntu

Linux Mint の日本語化

メニュー>設定>入力メソッド
fcitx をインストール

メニュー>設定>Fcitx設定
変換はMozc

設定ツールの追加
ターミナルから
sudo apt-get install mozc-utils-gui

HDDのない中古PCをラズベリーパイのディスプレイにする

HDDのない中古PCをラズベリーパイのディスプレイにする


友人からPCをもらったが、HDDが壊れているという。ひどい。しかし、KNOPPIXをCDブートして、ラズベリーパイのディスプレイとして使えることがわかった。

この中古PCは、
HDDが壊れている。LANは本体にはない(PCMCIA、ドッキングベイ)。CDあり。


  1. いくつかのバージョンがあるが、KNOPPIX 5.1.1 がよかった。Ver.6 Ver.7 はかっこいいが、古いPCのLANカードを認識しなかった。
  2. べつのパソコンで、KNOPPIX 5.1.1 のイメージ ISO をダウンロードし、CDを作成する。DVDだと中古PCは認識しない。
  3. ハードディスクのこわれた中古PCに、KNOPPIX CDを入れて起動。そのまま実行すると、640x480 の表示になるが、起動時の boot: のあとに「fb1024x768」と入れると、1024x768になる。
  4. Raspberry Pi には、tightvncserver を入れ、自動起動するようにしておく。Raspberry Pi は固定IPアドレスにしておく。
  5. Raspberry Pi と、KNOPPIXをどちらも同じネットワークにつなぐ(LANケーブル2本使用)。
  6. KNOPPIX側でコンソールを起動。xvncviewer 192.168..(ラズベリーパイのアドレス):1 と入力(ラズパイのIPアドレスに:1をつける)。VNCパスワードを入力すると、ラズパイのデスクトップが見えた。
  7. Raspberry Pi と、KNOPPIXを1本のLANケーブルで直結する場合は、KNOPPIXもRaspberryPi と同じ仲間の固定アドレスにしておく必要がある(IPアドレスの上の3つの数字を同じにする)。それをするには、コンソールで、「netcardconfig」を実行する。接続先が、eth0 eth1と表示されたら、LANケーブルをつなぐ先が2つあるということなので、実際にLANケーブルをつないだほうを変更すること。最初に、KNOPPIXのアドレスを、ラズベリーパイのIPアドレスの最後の数字だけ変更したものに設定したら、あとは、デフォルトの値でよい。

CDブートにはすこし時間がかかるが、xvncviewerが起動してしまうと、あとは十分な速度でRaspberryPiのディスプレイとして使える。

CD/DVDのない Let's Note に Ubuntu をインストールする方法


CD/DVDのない Let's Note に Ubuntu をインストールする方法


  1. CDのあるパソコンで、Gparted (パーティション編集用Linux)CDを作成。
  2. CDのないLetsNote の Windowsディスクを最適化しておく(ドライブ>右ボタン>プロパティ>ツール>最適化)。このディスクの中にUSBメモリ起動のGPartedを使ってUbuntu を入れる場所をあけるため。
  3. GParted 用USBメモリに、GParted-CD の内容をコピー
  4. USBメモリをWindowsに差し込み、その中の、utils > win32 > makeboot.bat を実行。★必ずUSBメモリの中で実行すること。この操作により、USBメモリの起動が書き換えられ、USB起動できるようになる。もしハードディスクの中で makeboot.batを実行すると、ハードディスクが起動しなくなる可能性があるので★注意★!
  5. CDのないLetsNote を再起動し、F2をおし、USBメモリから起動できるように設定を変更
  6. GParted 用USBメモリから、GParted が起動することを確認
  7. GParted を使って、Windowsドライブサイズを半分程度にする
  8. Ubuntu インストール用イメージ .iso をダウンロード。DVDのあるパソコンを使って、できればインストール用DVDも作成する。
  9. unetbootin をダウンロード(UbuntuをUSBメモリにいれるためのツール)
  10. unetbootinを起動し、ダウンロードイメージ.iso から、Ubuntu起動用USBメモリを作成する。
  11. Ububtu起動USBメモリでCDのないLetsNote を起動し、Ubuntuをインストールする。
  12. インストールの途中でエラーが出たら、USBメモリの中身と、UbuntuインストールDVDの中身を比較する(Winmergeがおすすめ)。違いがあれば、USBメモリの内容を修正する。USB起動を再度おこなって、Ubuntuを再インストールするとよい。
ややこしいが、とにかくインストールできた。

ブート用USBメモリの作り方


  • Linux Mint 17 を使うと、.ISO ファイルを右ボタンでクリックし、ブート用USBメモリを直接作成できる。簡単!


Let'sNoteのUSBメモリーブート


  • 一部のLet'sノートでは、起動直後にF2キーを押したあと、最後のページにUSBメモリーから起動するオプションがある。これを使うと起動順序を変更しなくてもUSBメモリからブートできる。便利。
  • Windows8 では通常のシャットダウンのあと、USBメモリやCDからブートできなくなる。これを回避するためには、Shiftキーを押しながらシャットダウンをすれば、完全シャットダウンとなり、通常のブートからスタートする。つまり、Windows8のシャットダウンは本来のシャットダウンとは異なり、スタンバイみたいなものらしい。


2014年12月13日土曜日

Dell D505 に Linux インストールできない

Dell D505 に Linux インストールできない

Let's Note には 簡単に Linux をインストールできたので、DELL Latitude D505 に Linux をCDからインストールしてみると、最初の言語選択の画面は出るものの、インストール開始してから画面が黒くなって完了しない。

次に、CDからの Linux 起動を試してみると、同じ症状である。

インストール時に、いくつかのオプション設定があるもようだが、うまく行かず
http://all-tech-thoughts.blogspot.jp/2011/03/ubuntu-on-dell-latitude-d505-laptop.html

Linux インストールする前に、まず、CDからの Linux起動を行って、動作を確認すべきだ。

GParted CD は起動でき、Linux用パーティションを作成できたので、Linuxインストールは問題ないかと思ったが、各 Linuxごとにチェックする必要があるようだ。

こう考えると、Raspberry Pi を使うのは意味がありそうだ。中古PCだと、Linux インストールでつまずく可能性がある。

中古PCにLinuxをインストールするときの注意


  • RAMが少ないとインストールできない。XPパソコンは 256MBのものがある。Ubuntu は、512MB必要
  • XPパソコンは、DVDがよめないものがある。LubuntuはインストーラがCDにおさまるが、Ubuntu, Linux Mint は、DVDが必要
  • CD/DVD がない場合、USBからインストールする方法がある。その場合、パソコンにUSBがついているか、USB起動が可能かどうか、確認必要。例えば、起動時に F2 をおし、USBから起動できるか確認。
  • USBメモリーからインストールする場合、パソコン本体に SDカード差し込みがあっても、使えないと考えたほうがよい。
  • つまり、DVD,  512MB以上のRAM がある中古PCを入手するとよい。

2014年12月7日日曜日

geanyデバッグできない、Mintをいれて日本語化

ubuntu14で、geany のデバッガからアプリを起動すると落ちる。
しかたがないので、ddd を使ってデバッグ。

9va-pi の、ubuntu版は、Lubuntuでも、Linux mint でも動くようだ。
ただ、ヘルプが表示されない(ブラウザが起動しない)。
SVG出力も、すこしおかしい。

5000円で入手したLet'sNote中古には、Lubuntu と Linux Mint をいれてみた。Mint は確かに Ubuntuより軽いし、Lubuntuよりかっこいい。

Linux Mint を入れただけでは日本語の入力ができない。

メニュー>設定>入力メソッド
fcitx をインストール

メニュー>設定>Fcitx設定
変換はMozc

設定ツールの追加
ターミナルから
sudo apt-get install mozc-utils-gui

2014年12月6日土曜日

ubuntu で 9va-pi の make エラーを修正

ラズベリーパイ上で動作していた 9va-pi のmakefile が ubuntu で動かなかった。
発生したエラーと修正した点は以下のとおり。

glibconfig.h:そのようなファイルやディレクトリはありません。

 glib のインクルードファイルが環境によって違うらしい。 pkg-configを使うとよい

CFLAGS =    `pkg-config --cflags --libs gtk+-3.0`
LDFLAGS =    `pkg-config --cflags --libs gtk+-3.0`

にすると解決

'sqrt' に対する定義されていない参照です

リンクオプションの位置に関係するらしい。
$(CC) $(LDFLAGS) $(OBJECTS) -o $@
だとだめで、以下のようにリンクオプションを後ろにするとOK
$(CC) $(OBJECTS) $(LDFLAGS) -o $@

acos@@GLIBC_2.0' への未定義参照です

sin, cos には必要ないが、acos には、-lm オプションが必要
LDFLAGS =   -lm `pkg-config --cflags --libs gtk+-3.0`

この修正を行うと、ラズベリーパイで動作していた make がそのまま ubuntu でも実行できた。

つまり、ubuntu 版 9va-pi ができた。ラズベリーパイより速い。

こうなると、中古PC に ubuntuを入れてラズベリーパイのディスプレイにするよりも、ubuntu版の 9va-pi を使うったほうがよいのではないか?うーむ。

まあ、両方あってもよいか。すくなくとも、ubuntu のほうが開発は速い。ubuntuだと、SVG出力で落ちるようだし、しばらく ubuntuで開発してみるか。ただ アプリの名前は、9va-pi とし、あくまでラズベリーパイ用のアプリとしよう。今回、Let'sNoteには問題なく ubuntu がはいったが、中古PCによっては、導入に失敗することもありえるだろうし。

ラズベリーパイの購入>自分用ディスプレイに中古PCを入手>OSはそのままで、VNCをいれてラズベリーパイのディスプレイにする>やってみたい人は ubuntu を導入>remmina(VNC)を使ってラズベリーパイのディスプレイにする>ubuntu版9va-pinの導入
という流れにしよう。


2014年12月5日金曜日

SVG SMIL アニメは意外とすごい

9VAアニメのSVG変換がだいぶすすんできたが、複雑なアニメがちゃんとSVGで再生できるようになってきた。

SVGは静止画のベクトルアニメ、もしくはJavaScriptへの素材提供用フォーマットというイメージがあるが、もともとは、Flashに対抗したベクトルアニメーションの仕様でもあったはず。JavaScriptでプログラムを組まなくてもストーリーアニメが表現できる。

SVGの中で fill="freeze"は重要

変換の品位があがってきたのは、fill="freeze"を<animate>の中にいれる必要性を発見したこと。 複雑なアニメにするとブラウザの再生が追いつかなくなってくるが、そのとき、fill="freeze"を入れていないと処理がとばされることがあるようだ。

<animate>が終了すると値がリセットされるという仕様もあるため、部品のアニメを表示するための<use>や<transform>が処理されないと悲惨な表示になる。

普通のSVGサンプルだと、<animate>ひとつで処理する例が多いので、移動させたあと図形を残しておきたいときは、fill="freeze"を入れると説明されることが多いが、複雑なアニメを表現すると、複数の<animate>を時間指定でつないでいくことになる。これが小さなサンプルだとちゃんと再生されるが、重たいアニメになると、<animate>と<animate>の間のすきまがどうなっているかも記述しておかないといけないという理屈か。

Let'sNoteを5000円で購入。Ubuntuをいれた。

日本橋の中古パソコンショップで、5000円のLet'sNoteを発見。外見は傷ものだが、ちゃんと動作しているようなので購入。Ubuntuをいれた。

Ubuntuインストール手順

  1. WindowsCドライブを最適化してサイズを小さくする。
  2. Gparted CDで、WindowsCドライブのパーティションを14GBにする
  3. WindowsCドライブを、Gparted CDで16GBのSDカードにコピー
  4. UbuntuのインストールDVDをISOファイルをダウンロードして作成
  5.  Ubuntu14をインストール

これでなんの問題もなくインストールできた。
9va-pi の Ubuntu版をつくってみるつもり。
VNCを使ってラズベリーパイのディスプレイとしても使う。

9va-piのSVG出力

9vaの動きグラフに相当する仕組みがSVGにないもよう。9vaの動きグラフは時間のすすみ具合をタイムカーブで制御する。そのため動きグラフをつけた図形はみな同じタイミングで動く。SVGでは図形ごとに動きを調整するので一括した調整ができない。色や形や線の太さの調整を全部個別に調整する必要がある。その変換を行うプログラムを作成。

新しいサンプルを追加

動くGIF素材集に掲載されていた、孤島シリーズ、WANTEDシリーズをサンプルに追加。これはうれしい。SVGに変換して掲載していきたい。